高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

二つの現実

 明日は原爆の日です。今日は、テレビで原爆に関する番組をいくつかやっていました。当時の再現VTRなどもあり、当時の様子をわずかながらでも知ることができました。
いくら想像しても仕切れないほどのことだとは思いますが、何ともいやな話です…なんかこの日誌書き始めてから、自分の語彙の少なさに落ち込んでばかりですね…(ノヘ;)
 でも、どんなにいやなことでも、結局それがなければ、現在は存在しなかったんですよね。原爆の恐ろしさがここまで世界に知られることもなかったし、日本もまた、戦争国家に戻ってしまう可能性が、なくはなかったと思うのです。後者の現実だけを誇張して、原爆を正当化する人もいるでしょう。くやしいけれど、確かにそれだって事実です。もちろん、それだけを見ていてほしくはないですが…。
前者を意識するのは、実際にそれを目の当たりにした人でないと難しいことかもしれません。わたしはそうですね、想像力(妄想力?)だけは自信がありますので、何とか想像はできますが。

 でもどちらの現実も、ちゃんと見つめておかなくちゃいけないんだと…思います。原爆――ひいては戦争が引き起こしたどんな悲しいことも、結果今、(比較的)平和な今があることも。どっちが欠けても、結局いい結果は出てこないと思います。