高見知英のかいはつにっし(β)

高見知英のアプリケーション開発日誌 のほか、地域活動などの活動報告ブログ。

Chie.WifiとChie.Dialogsにオープンソースライセンスを設定してみました。

もの自体は割と前からあったのですが、現在Githubに、Chie.WifiとChie.Dialogsという、二つのAndroid用ライブラリを作成・公開しています。

このたび、二つのライブラリにオープンソースライセンスを設定しました。あまりよくわかっていないので、うまく設定できているか自信がありませんが、BSDライセンスのつもりです。あまり他の人が使っても使いやすいような作りにはなっていないかもしれませんが、jarファイルをlibsフォルダに置くだけで使えるのが特徴です。もし良ければお使いください

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日本Androidの会横須賀支部10月定例会を開催しました

10月13日(日)、日本Androidの会横須賀支部10月定例会を開催しました。
当日のスピーチやその動画については、公式サイトにて公開済みです。

今回は周知先をかなり広げたものもあってか、たくさん人が来てくれて良かったです(ATND上だと5人ですが、横須賀市産業振興財団への申し込みがかなり多かった模様)。アンケートの集計などはまだですが、よい定例会となったと思います。

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AQUOS PHONE esで「PHS通信を有効にした」状態で動かないアプリがある件 #WX04SH

ハッシュタグ「#WX04SH」を見たら気になる発言が。


そういえば自分も「PHSのW-OAM通信でUstreamはどれだけ見られるのか」をテストしようとして失敗していた。
では、果たしてAndroidAPIセットでこの端末が「PHS通信をしているかどうか」を判別することは出来るのだろうか?と思ってちょっと調べてたのでメモメモ。

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「よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android4.2 対応版」が発売されました

発売日は24日だったのでもうご存じの方も結構いそうですが、先日から書いていた本、よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android4.2対応版が発売されました。

よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android 4.2対応版

よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android 4.2対応版

今回の本は、前著よくわかるAndroidアプリ開発の教科書 Android SDK 2.3対応 (教科書シリーズ)の改訂版です。

ただ、中身は完全な書き直しとなっています。前回と同じく、Androidの基本的な仕組みや、アプリケーションの構造紹介の他、以下Androidのアプリケーション開発でよく使われるいくつかのAPIを使ったサンプルアプリケーション制作の章を加えています。

  • 音声認識・音声読み上げ(CHAPTER6)
  • インテントによる画面遷移・SQLiteデータベースの利用(CHAPTER7)
  • HTTP通信・キャッシュ領域へのファイル保存(CHAPTER8)
  • フラグメント・Googleマップ(CHAPTER9)
  • カメラ機能・カメラの切り替え(CHAPTER10)

また、Playストアの公開手順についても一通り紹介しています。このあたりは、アプリ開発の入門書ではあまり触れている物が多くないと思いますので、この辺の情報を知りたいと思っている人は是非お買い求めください。

作成後記など

今回の本は、わたしの初の単著となります。

一応前著と重複している部分もありますが、基本的にかなりの部分を新規に書き起こしています(サンプルアプリ作成関連・アプリケーション公開手順など)。
知らないところも結構多かったですが、なんとか無事書き上げることが出来ました。また、前半の章一部には、知り合いのイラストレーターのイラストも入っています。


自分としても、前回のAndroid API プログラミング・リファレンス [Android 2.3/3.x/4.0/4.1対応]を書いた時点では基本的なフラグメントの扱いやSQLiteデータベースの扱いなど、上手く理解出来てなかった部分も多かったですが、今回の本を通してやっとしっかり理解出来ました。
これからのアプリ製作にもしっかり活かしていければ良いなあ。

今後

今後は、ひとまず別件で文章を書く予定はあるのでそちらの方を進めていく予定。
ひとまず、暇ではないです。ご安心を(?)

せっかくアプリケーション製作の基礎は理解出来たので、実際のアプリケーション開発もぼちぼちやっていきたいところ。

Androidアプリケーション NFC単語帳を公開しました

表題の通りですが、Androidアプリケーション、NFC単語帳を公開しました。

このアプリケーションは、NFCカードの中に任意の単語をあらかじめ書き込んでおくことで、カードをかざすだけでその単語をクリップボードにコピーしたり、アプリケーションに共有することができるというツールです。

また、おまけ(と言うより、設計当初はこちらがメイン機能だったのですが)として、SimejiやATOKなどに搭載されている文字入力支援機能、マッシュルームにも対応しています。たとえばよく入力するメールアドレスやユーザー名などの情報をカードに書いておき、入力するときにカードをタップして貼り付け、ということができます。

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日本Androidの会横浜支部の第17回定例会に行ってきました。

4月20日 土曜日は日本Androidの会横浜支部の第17回定例会に行ってきました。

当日はこのページにもあるとおりモバイルワールドコングレスの土産話や、自分・茶圓さん・神原さん、編集の樋山さんなどの書籍の内容や現状についての話など盛りだくさん。樋山さんや茶圓さんのお話は他では聞けない種類の話でもありましたし、わたしも興味深く聞かせていただきました。

自分のスピーチ

前回の本についての話ということで、わたしもスピーチを行いました。

今回はどういうお話しをしようか悩みましたが、執筆環境の紹介。ほんとはGinnieの紹介だけで終わるのもアリかなと思っていましたが、ひとまず全部の環境を紹介しました。


個人的には、Ginnieのようなスクリプト機能つきエディタは必須だなあと思っています。テキストエディタに求める機能は多分人によってたくさんあるでしょうし、全てをこなせるエディタは存在しない。そのためにも、必要な機能は自作できるスクリプト機能つきエディタがいいかな と。

Ginnieのスクリプトで使えそうなものは、Githubにも公開しています。Ginnieは有料版機能としてイベントドリブンスクリプトを設定出来たり、エディタで編集しているファイルに応じて動作を切り替えることが出来ていて、結構便利。

この辺のスクリプトAPI群はテキストエディタごとに全く違い、互換性がないのが残念なところですが。

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お気に入りの色が公開されました

表題の通りですが、初のAndroidアプリ、お気に入りの色が公開されました。

「for Android」とあるとおり、Windows用のアプリケーション、お気に入りの色Android版です。



Android版ではカラーリストが一つしか保持できない代わりに、色相が少しずつ違う色・明度が少し違う色を一覧表示する、カラーテーブル機能がついています。
最近Webサイトのリニューアルなどでこういう近似色のリストが必要になったため、作成しました。


同種のWebアプリは結構あるのですが、そちらだとカラーバリエーションの数が少なかったり、画面占有幅が大きすぎてちょっと自分の利用目的では使いづらかったので。色相をずらすだけですので、プロ用途にはちょっと力不足かもしれませんが、個人のサイト製作などであれば十分お役に立つはず。


初のAndroidアプリということで、ちょっと気合いを入れてデモ動画まで作成しました。ビデオカメラで撮影して、ムービーメーカーでテロップを付加しています。まあ、アプリの種別からしてどう見てもツールアプリですし、デモ動画はあった方がいいかな と(わたしもツールアプリを探すとき、同種のアプリが複数個あればデモを見て選びますし)。

なぜ、Android版?

うちの環境では、メインのPCの周辺にはAndroid端末がいくつか置いてあります。そのため、家ではこれらは小道具なんです。そのため、これらを小道具として活用するためにAndroid版を作成しました。
本当は、先日Windows 8のタブレットを買ったのでそちら用に作っても良かったのでしょうが、とりあえず開発着手時に手元になかったのでAndroidで。所用でAndroidの開発者コンソールの使用方法を取材しなければいけないのもありましたし。

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