Facebookでみかけてちょっと気になったので。
プログラミングコーナーに行くと、いつもうんざりした気分になる。
何故ってこんなに入門書が溢れかえっているのに、何一つとして入門者向けの本が無いからだ。
日本人はなぜ入門者に厳しいのか?
わざわざ「日本人は」と書かれているのが気になりますね。日本人以外の事例がないので分かりませんが、日本人以外は初心者に厳しくないのでしょうか。
イラストの入門書だってそうだ。「入門」と書いてあるからといって、開いてみればデッサンや形のとり方を教える本などありはしない。
そう、日本の入門書とは「元々デキる人がリメディアルとして持っておく本」のことであり、「ビギナー向けのウェルカム本」ではないのである。
日本人はなぜ入門者に厳しいのか?
初心者のわからないポイントを指導していない(から日本の初心者向けの本はダメだ)ということなのかなーと思いますが、そもそも「初心者がどんなところでつまづくのか」ということが理解できている上級者 なんているんでしょうか。自分が色々な人に話を聞いている限り、その辺がしっかり理解できている人って、そうそういない気がするのですが。
もちろん上級者だって最初は初心者だったわけなんですが、本を書くような上級者が、そこに至るまでのステップって本当に「いつのまにか」で、「自分が右も左も分からなかったときの気持ちになる」というのはなかなか難しい。
自分も今でこそPC初心者や、プログラミング初心者の人達と色々話していてなんとなく「わからない人の気持ち」はわかるようになってきましたが、それをしっかり理解するには結構な経験が必要だと思います。
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